東京パークガーデンアワード 第3回『砧公園 てんとう虫の食卓』カラス対策
- Yudai Ono
- 2月10日
- 読了時間: 2分
更新日:4月10日

1月下旬のガーデン
年明けすぐの大寒波の後にしばらく暖かい日が続いた「砧公園」。球根たちが少しづつ頭をのぞかせ始めました。このまま暖かい日が続けば、「スイセン ベービームーン」が来月2月の下旬ごろには咲き始めるかも‥‥と思われた「砧公園」のガーデンに思わぬ刺客が現れました。それは、「砧公園」を棲み家にする🐦⬛カラスの群れ。1月のはじめ頃までは特に被害も無く順調だったのですが、球根の美味しさに目覚め味を占められたようです。今はまさに「カラスの食卓🍽️」
掘り起こされて食べられた球根、食いちぎられるビオラの惨劇‥‥。このまま放って置くと春にはカラスたちにガーデンを更地にされてしまう勢いです。東京都内に雪予報が出される中でしたが、急いで「カラスの食卓🍽️」対策をガーデンに施して来ました。カラスたちが、ガーデンの中に舞い降りにくいように麻のヒモを何本も張り巡らします。ガーデンの地面から30センチほどの高さにヒモを張るのがコツです。これよりも高くても低くてもあまり効果は無いようです。もう一つの効果はカラスより身体の小さな鳥たちや虫たちがカラス🐦⬛にいじめられる事なく安心してガーデンに訪れる事が出来るようになります。

今回は見た目と土に帰る素材を意識して、イギリス🇬🇧のNutscene(ナッツシーン)の麻ひもと女竹の支柱を使っています。天も味方をしたのか雪は降らず小雨の中、無事にカラスの襲撃対策をする事が出来ました。
2月初旬のガーデン
「カラスの食卓🍽️」対策を施してから一週間後。今のところ球根を掘り起こされたり芽をちぎられたりとの被害は出ていないようです。(他の出場者さんたちのエリアも無傷のようで良かったです)。芽吹きはじめた球根たちも安心したかのように、先週よりもグングンと伸びて来ていました。春が待ち遠しいですね。

カラス対策 番外編
北海道の十勝平野にある、十勝ヒルズさんもガーデンを荒らすカラスに悩まされているそうです。そんな時、特殊な音を出してカラスたちが近寄らなくなるドイツ🇩🇪生まれの装置を使っているそうです。人間には聞こえない音域でしかも動物たちも傷つけない。そんな方法も良いかも知れませんね。
